回帰船について
小規模ならではの異年齢・外遊び中心の保育を続けてきました。
日々の小さな経験すべてが、子どもの芯のところで大きな力になって、
この先の人生の手助けをしてくれると信じています。
回帰船のあゆみ
保護者が集まってつくった自主保育グループがはじまりで、小金井市で保育室制度が導入された1974年に保育室として開所しました。
その後、小金井市内での移転を経て2011年に東京都認証保育所になりました。
- 1974年
- 前原4丁目で 『回帰船前原町共同保育所』スタート
- 1989年
- 中町1丁目に移転
- 1997年
- 中町4丁目に移転し、『回帰船保育所』に名称変更
- 2005年
- NPO(特定非営利活動法人)回帰船保育所設立
- 2010年
- 東京農工大学小金井キャンパス内に園舎新設
- 2011年
- 東京都認証保育所としてスタート
中町4丁目園舎のころの様子
出版物
- [写真集]
- こどもたちの声がきこえる 前田敏行写真集
- 前田敏行(クレイン)
- [書籍]
- かいきせんにのって 回帰船保育所とわたし
- 石毛良子(クレイン)
2024年で50周年!
長きに渡って施設長をつとめた安藤(通称あんど)からのメッセージです。
回帰船保育所は、待ったなしの子育てを互いに支えるため、借家に集まった子連れの親たちが始めた「共同保育」。
時は1970年代半ば、市内に公立5箇所、私立6箇所しかない「保育所氷河期」の真っただ中でした。
大人も子どももお互いに名前で呼び合う、笑いと涙と「喰う」「寝る」「遊ぶ」ごちゃまぜの日々が、やがて腐葉土となり、みんな育っていく。
百人百色の育ちの記憶で編まれた回帰船物語。
主人公は私、あなた、あなたたち、そして次の1ページは何色?
理事長・安藤能子